「サッカー八百長は防げぬ」卑劣な手口 FIFA会長発言に波紋


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 欧州警察機構(ユーロポール)が今週、サッカーで八百長の疑いがある試合が2008〜11年に680試合あり、選手や審判、関係者など15カ国の425人が不正に関与したと発表したばかりだが、世界中で横行する八百長問題の解決に関しては、サッカー関係者から悲観的な見解が相次いでいる。国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(76)=スイス人=は7日、八百長について「スポーツに不正行為は常に存在する。それを防止するのは無理だろう」と断言。サッカー界の総本山トップの発言だけに波紋を呼んだ。
 ブラッター氏は現在、アフリカ・ナンバーワンの代表チームを決めるアフリカ・ネーションズカップの決勝戦(10日、南アフリカ・ヨハネスブルク)を観戦する前にアフリカ4カ国を視察中で、7日、モーリタニアの首都ヌアクショットで記者会見した。ブラッター氏はユーロポールの発表を受けて、「我々はサッカー界に八百長がはびこっていることは承知している。そして、その背後にうごめく黒幕をつきとめるのが非常に困難であることも分かっている」と発言。その上で、「これは重大な危機だ。試合が不正に操作されれば、サッカーへの関心がなくなってしまう」と懸念を表明した。しかし、解決策については「なかなか有効な手立てがない。FIFAでは最近、ウェブサイトで八百長情報のたれ込みを受け付けているが、これにも限界がある」と述べるに止めた。
 ■名選手も関係
 アフリカ・ネーションズカップで快進撃を見せ、決勝でナイジェリアと対戦することになったブルキナファソのポール・プット監督(56)=ベルギー人=も6日、ガーナとの準決勝前にロイター通信に「八百長は常に起きており、事態はより深刻になっている」などと証言した。プット監督はかつて、ベルギーの名門クラブ、リールセ(昨年まで日本代表GKの川島永嗣選手が所属)で指揮をとったが、2004〜05年のシーズンでチームぐるみの八百長事件に連座。中国人ビジネスマンが黒幕だったこの事件で、プット氏は自身も2試合で選手に八百長を指示したことを認め、3年間の「サッカー界追放」処分を受けた。処分明け後、アフリカのガンビアとブルキナファソで代表監督を務め、現在、実績を残すことで欧州サッカーシーンへの復帰を望んでいる状況だ。
 プット氏は、「名前を聞いたらびっくりするような名選手までもが、何人も八百長にかんでいるのを知っている。しかし、やりたくなくても断り切れないのが実情なのだ」とした上で、「自分はマフィアに銃を突きつけられ、断れば家族に危害が及ぶと脅迫された。試合操作に加担せざるを得なかった」と事情を釈明した。
 ■買収・脅迫…
 八百長は選手の給料が安く、注目度が低い国のリーグや下部リーグで起こりやすい傾向があり、DFやGKはオウンゴールやPKに関わることが多いため、特に買収や脅迫の対象として狙われやすいという。今月20、21日にはマレーシアのクアラルンプールで、八百長防止に関する国際会議がFIFA、国際刑事警察機構(ICPO)などの共催で開かれる。崖っぷちに立っていることを自覚しなくては、サッカー文化はやがて廃れる一方となろう。
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ブラッター会長がそれを言っちゃあおしまいよって感じですね。FIFAの会長が認めてしまったら、どうしようもないですよね。そういう状態にあるとわかっているのなら、サッカー界のTOPとして、対抗策を考えるのが責務ではないのでしょうか?
サッカーが真剣勝負ではなく、筋書きの決まったエンターテイメントになってしまったら、それはもうサッカーとは違うものになってしまいそうですね。
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